パソコンを購入する前に、各パソコンを比較するために必要なスペックの知識をまとまっています。
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パソコン購入の前におさえておきたいスペックの知識


OS(オペレーティングシステム) - CPU(シーピーユー) - メモリー - メモリースロット

ハードディスク - オプティカル・ドライブ - フロッピーディスク・ドライブ

◆OS(オペレーティングシステム)

オペレーティングシステム、これは通称OSと呼ばれる、コンピュータシステムを管理する基本ソフトウェアのことです。最もポピュラーなのがMicrosoft社のウィンドウズ(Windows)というOSで市販パソコン市場の9割を占めています。現在市販されているパソコンには「Windows XP」が主流となっています。また、ウィンドウズ(Windows)には、下の表のようにそれぞれの目的に応じた複数のバージョンがあります。

Microsoft社のウィンドウズ(Windows)主なバージョン
Windows XP Home Edition ホームユーザー向けのOS
Windows XP Professional ビジネスユーザーおよびハイエンドユーザー向けのOS
Windows XP Media Center Edition 2004 「Windows XP Professional」をベースとし、テレビや音楽、DVD、写真などさまざまなアプリケーションをリモコンから行なえるなど、家庭でのエンターテイメント性を重視したOS
Windows 2000 Professional 主に企業のデスクトップパソコン向けのクライアントOS

【Q&A】Windows XP ProfessionalとWindows XP Home Editionの違いは?

「Windows XP Professional」は「ビジネスユーザーおよびハイエンドユーザー向け」バージョンで、そこからいくつかの機能を削除し、「ホームユーザー向け」にしたバージョンが「Windows XP Home Edition」です。簡単に言うと、「Windows XP Home Edition」はちょっと「Windows XP Professional」より機能が劣っている点があるということです。主に異なるポイントは以下の2点です。

リモート デスクトップ機能
ほかの Windows PC から Windows XP Professional PC にリモート アクセスが可能なので、外出中もすべてのデータとアプリケーションを利用できます。

セキュリティ機能
ファイルのアクセス権管理やネットワークベースの管理など、ビジネス上の重要なデータを保護できるよう安全性が「Windows XP Home Edition」より向上しています。

ただ、ビジネスで専門的に使用するユーザーでもない限りは、家庭用パソコンは「Windows XP Home Edition」でも充分です。これについてさらに詳しい情報を知りたい方はこちらマクロソフトの「エディションの選択」がとても参考になりますので、そちらをご参照ください。

 


◆CPU(シーピーユー)

CPUとはパソコン内部に装着されている、データ処理作業に必要なあらゆる計算を担当するパーツで、パソコンの頭脳とも言える部分です。パソコンを性能で選ぶなら必ず確認しておいた方がいいでしょう。

代表的なCPUとしては、Intel社のPentium、Celeron、AMD社のAthlon、Transmeta社のCrusoeなどがあり、またそれぞれのCPUには複数のシリーズがあります。下の表に代表的なCPU・シリーズをまとめましたのでパソコン購入の際は一度は目を通しておくと比較検討の際に役立つと思います。

基本的にはCPUの処理速度を表す「クロック周波数」(○○○GHz(ギガヘルツ)、○○○MHz(メガヘルツ)といったような数値)が大きいほど、パソコンの処理のスピードが高いと考えられるが、CPUメーカー・種類によっても使用用途・性能が異なります。また、AMD社のAthlonなど場合は、このクロック周波数に代わってモデルナンバーとして表記されているので注意が必要です。ただ、モデルナンバーでも数値が大きいほどパソコンの処理のスピードが高いということになります。

主なCPUの種類
Intel(インテル)
Pentium 4(ペンティアム・フォー)

インテルのハイエンド向けCPU。前バージョンのPentium 3よりホームユースのマルチメディア処理がより強化され、デジタル画像処理およびビデオ・デジタル・ミュージック、3D ゲームなどその他に快適なパフォーマンスを発揮します。

またハイパー・スレッディングに対応したHT テクノロジ Pentium 4(エイチティーテクノロジ・ペンティアム・フォー)もあり、複数のタスクを同時に実行する3Dゲーム・動画編集などにも十分対応できます。

Celeron(セレロン)

Pentium4シリーズよりも性能が低いかわりに価格も抑え、低価格パソコン向けに広く採用されています。

また、Pentiumシリーズとは違って「Celeron 2」のように世代ごとに名前は変わらず、同じ「Celeron」という名称がついた製品でも、中身は度々入れ替わっています。

モバイルPentium 4(モバイル・ペンティアム・フォー・エム)

Pentium 4のノートパソコン向けに低電圧対応など最適化されたCPU。性能面に関しては、デスクトップ パソコンで可能なビデオ・オーディオ・3Dグラフィックスなどをノートパソコンでもほぼ同様のパフォーマンスを実現しています。

モバイル Celeron(モバイル・セレロン) 「Celeron」と同様に、Pentiumシリーズよりも性能が低い低価格シリーズですが、ノートパソコン向けに設計されています。低電圧版と超低電圧版があります。
AMD(エー・エム・ディー)
Athlon XP(アスロン・エックスピー)

Pentium 4とほぼ同様の性能を持つAMDのCPU。また、価格面ではPentium 4より低く抑えられているため、パソコンショップブランドの高性能・低価格パソコンなどに多く用いられています。

Athlon XP-M(アスロン・エックスピー・エム) 軽量薄型ノート向けに設計されたシリーズです。インテルのモバイルPentiumシリーズにあたります。Athlon XPとほぼ同様のアーキテクチャ”を採用しています。
Duron(デュロン) 低価格パソコン向けシリーズ。インテル低価格シリーズである「Celeron」に対抗する商品。「Celeron」と比べ低価格で高性能であることから、自作機志向のユーザの人気が高いCPUです。
Transmeta(トランスメタ)
Crusoe(クルーソー) Transmeta社のマイクロプロセッサのシリーズ。低電圧駆動と低電力が大きな特長で、ノートパソコンや携帯情報端末などで利用されている。特に小型端末に人気がある日本市場を中心に採用機器が増加しています。
Efficeon(エフィシオン) Crusoeシリーズの後継にあたるシリーズ。基本設計はCrusoeと同じですが、さらに性能や低電圧・低電力が強化されいてます。

 


◆メモリ(メインメモリ)

CPUが直接読み書きできる記憶装置のことです。例えるなら、パソコン内の作業場所と言えこの作業場所が広ければ広いほど多くの作業をこなすことができるパソコンの性能に非常に大きな影響を持つパーツです。また、メモリの性能はGB(ギガバイト)、MB(メガバイト)という数値で表します。

メモリの種類
SDRAM

パソコン用メモリの標準となっているメモリの規格の一つ。SDRAMではDIMM(ディム)というメモリの規格が使用されている。

DDR SDRAM SDRAMを強化し、転送レートを従来の2倍に改良したメモリの規格の一つ。現在パソコン用メモリとして広く使用されている。
RDRAM SDRAMに代わるパソコンのメモリに採用されることが計画されていたが、現在ではDDR SDRAMに主役の座を奪われいている。任天堂のゲーム機「NINTENDO 64」、ソニーのゲーム機「PlayStation 2」に使われている。RDRAMではRIMM(リム)というメモリの規格が使用されており、基本的にはDIMMを踏襲しているが互換性はない。

【Q&A】メモリはどのくらい搭載すればいいですか?

メモリはパソコンの性能を決定する重要なパーツで、いくらCPUが高性能でもメモリが少ないと作業場所がないということになり性能を最大限発揮することができなくなります。Windows XPシリーズなら最低256MB、また予算が許すなら512MBは欲しいところです。BTOなどで注文する際もCPUをワンランク下げてでも、メモリを多く積むと非常に快適なパソコン環境を手に入れることができると思います。

 


◆メモリスロット

メモリを装着するためにマザーボードに設けられた差込口です。メモリの規格に合わせて、SIMMソケットやDIMMソケットなど、複数の種類があり、例えば、SIMMメモリをDIMMメモリ用のメモリソケットに刺すことはできません。

【Q&A】メモリスロット「空き」とは?

またパソコンのスペック詳細などを見るとよく「メモリスロットx2 (空きx1)」などと書かれています。これはメモリスロットをもうひとつさせるスペースがあり、後から増設が可能ということです。パソコンを購入する際はこの「メモリスロット」の「空き」についてもきちんと把握しておきたいところです。

 


◆ハードディスク(HDD)

ハードディスク(HDD)とは、アプリケーションやデータを保存するための記憶装置のことです。ノートパソコン向けのものは2.5インチが、デスクトップパソコン向けのものは3.5インチがそれぞれ主流となっています。その容量の大きさはGB(ギガバイト)という数値で表します。

また、ハードディスクには5400rpm,7200rpmといった性能を表す数値もあります。このrpmという数値はディスクを1分間に何回転させて読み書きを行なうかを表すのに使われている「回転毎分」の略で、これが高ければそれだけ読み込み速度が速いということになります。しかし、回転数が高いだけハードディスクから出る音も大きくなります。

 


◆オプティカル・ドライブ(CD-ROM,CD-RW,DVDドライブ)

オプティカル(=光を利用した)ディスクを使用したドライブ。CD-ROM,DVDなどのメディアを利用し外部からのデータ読み込み、そしてCD-R,DVD-Rへの書き出しなどを行うことができる。

オプティカル・ドライブの種類
CD-ROMドライブ

CD-ROMの読込みができる。

CD-R/RWドライブ CD-ROMドライブの機能に加え、CD-Rメディアへのデータ書込み、CD-RWメディアへのデータ・音楽の書込みや書換えができます。
DVD-ROMドライブ 記録済みCD-ROMやDVD-ROMの読込みや、音楽CDやDVDムービーの再生ができます。
CD-RW/DVD-ROMコンボドライブ CD-R/RWとDVD-ROMのふたつの機能をもったドライブです。
DVD+RW/+Rドライブ 上記全ての機能に加え、DVD+Rメディアへのデータや動画の書込みやDVD+RWメディアへのデータ・動画の書込みや書換えができます。

 


◆フロッピーディスク・ドライブ(FDD,フロッピードライブ)

ディスクを使用した記憶メディアの一つ。3.5インチ1.44MBの2HDタイプというが主流です。ただ、最近はCD-Rドライブの普及によりパソコンではフロッピードライブが付いていないパソコンが大半を占めています。

【Q&A】フロッピーディスク・ドライブがついていないパソコンでもフロッピーディスクの読み書きを行うには?

最近では、フロッピーディスク・ドライブが搭載されていないパソコンが大半を占めています。ただ、どうしてもフロッピーディスクでのデータのやりとりが必要な場合もあるかもしれません。そんな時は、USB接続の外付けフロッピーディスク・ドライブがあれば、フロッピーディスクの読み書きを行うことができます。

ですので、パソコンを購入する際は、最初から無理にフロッピーディスク・ドライブを搭載する必要はなく、どうしてもの必要になった時に外付けのフロッピーディスク・ドライブを購入するというのがおすすめです。

 

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